ところはどっこい、
まだまだ円高になる可能性は高いようですね。
1 概況:日銀による追加金融緩和策と米雇用統計の影響で円安へ
先週のドル円相場は1ドル86円台後半で寄り付いた後、週末には90円台へ回復するなど、円売りが優勢な展開となった。
週初は、ドバイショックが市場を支配した。市場ではリスク回避ムードが蔓延し、ドル買い・円買いが優勢でドル円では85円86銭までの円高が進行した。
しかし、渦中のドバイ政府系企業に対する債務不履行懸念に関して、アブダビが支援する方針を示したことにより、市場を支配していたリスク回避の姿勢は落ち着きを取り戻した。
1日には、前週に急激な円高が進行したことを受け、日銀が臨時会合を開き追加の資金供給を発表した。一部に今回の追加量的緩和策に対し不十分との声もあるが、ドバイショックの影響が和らぎ、リスク選好の気運が再び盛り上がろうとしていたところでもあったため、結果として市場はポジティブに受け止めた。日経平均株価は1万円台を回復し、為替は円安の流れとなった。
また、鳩山首相による「円独歩高は放置できない」との発言も円高の流れを断ち切る一助となった。
さらに、4日発表の米雇用統計では、市場が注目する非農業部門雇用者数が1.1万人減と、市場予想の12.5万人減を大きく上回る強い内容となり、為替市場ではポジティブサプライズとして広範なドル買いが進んだ。ドル円も1日で2円以上円安が進み、90円台を回復してクローズしている。
2 見通し:年末年始にかけて再円高のリスクが残る
今週のドル円相場は、調整的な円安の動きが継続し、ドルの高値(円の安値)を確かめる動きが想定される。90円割れ以来、投機筋は円買い・ドル売りのポジションを大きく膨らませてきていて、その傾き過ぎたポジションの調整こそがドル円の90円回復の直接要因であった。
先週末のドル買いは、米雇用統計をきっかけとしたポジティブなドル買いであり、これまで見られてきたリスク回避のドル買い戻しとは性格が異なる。このポジティブなドル買いがこのまま続くかと言えば、それにはなお疑問が残る。
米国の経済指標は多くが景気の底入れを示しているが、果たして実態経済も好調であるのであろうか。発表されている経済指標は対前年同期比のものであり、最悪期との比較になっていることに注意が必要だ。景気のいい時代と比べれば依然「景気がいい」というには不十分な内容が多い。
米国は「強いドルを支持する」と表明しながらも、本音では個人消費が十分に回復してくるまでは企業の国際競争力を維持すべく、緩やかなドル安を志向しているのではないだろうか。よって、ドル安問題に関しても、ドル高トレンドになってしまうような方策には賛成しないと思われる。
また、92円から95円にかけては日本の輸出企業からのドル売り(円買い)オーダーが厚く入っており、ドル円がこのまま円安推移するとは考えにくい。したがって世界経済が二番底に向かう可能性が残されている現在の状況では、年末・年始にかけ、新たに円高の動きが起こってくる可能性は否定できない。
今週は11日に発表される米11月小売売上高・ミシガン大学消費者マインド指数に注目したい。米国の国内総生産(GDP)の70%を占める個人消費がどの程度回復してきているのか、景気の先行きを考える上で目が離せない。
まだまだ急激に円高に動く可能性があるって事ですよね。
こんな時はEAは動かさず、
じっくり市場の動きを見守るのも一つの手ですかね、、、、、。
どこ
